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オリンパス M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PRO レビュー なんでも撮れる神標準ズーム

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オリンパス(現OMデジタルソリューションズ)から発売されているM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROのレビューです。

2013年11月29日に発売されE-M5 MarkIIやE-M1 Mark II、E-M1 Mark IIIのレンズキットとしても設定され、その写りの良さと高品位な質感が人気のF2.8通し、いわゆる大三元の標準ズームレンズです。

今回は以前カメラのサブスクリプションサービス「GOOPASS」さんでレンタルした作例と、最近買ったE-M1 MarkIIIに付属していたキットレンズの作例を踏まえてレビューしていこうと思います!

目次

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO レビュー

レンズスペックチェック

項目スペック
焦点距離12-40mm(35mm換算 24-80mm)
F値F2.8
最短撮影距離20cm
最大撮影倍率0.3倍
画角84~30°
最大径×長さ69.9x84mm
構成レンズ枚数9群14枚
絞り羽枚数7枚
フィルター径62mm
重量382g(カタログ値)
鏡筒材質金属
防塵防滴防塵・防滴・耐低温性能アリ
付属品前後キャップ、レンズフード、レンズケース

レンズ外観チェック

プロレンズの大三元標準ズーム、いわゆるシステムの顔ともいえるレンズなこともあり、レンズやフードの質感、各部の手触りなどは大変よろしいです。

レンズにはズームリングとフォーカスリングがありそのどちらも金属製でカッチリとした操作感です。リングの削り出し加工が大変美しくうっとりしてしまいますね。

フォーカスリングを手前に引くと瞬時にMFに切り替わるマニュアルフォーカスクラッチが搭載されています。

フジフイルムのフォーカスクラッチはクラッチを引かないとMFになりませんでしたが、オリンパスのフォーカスクラッチはクラッチを操作しなくてもピントリングが回るのでAFでピントを決めてからリングを回して微調整なんて操作も可能です。

前玉は大きく出っ張ることもない普通の見た目。最近II型が出ましたがレンズ構成に変更はなくコーティングやレンズの仕上げで性能向上を謳っているようで、I型の本レンズの基本性能の高さが際立ちますね。

フィルター径は62mmです。オリンパスのカメラはアウトドア等でガンガン使いたいので防汚性能に優れた良い保護フィルターを買っておきましょう。

レンズにはファンクションボタンがありカメラから各種機能を設定できます。

僕は本レンズが対応している深度合成機能を割り当てています。

12-60はゴムリングが汚れやすいのが難点

マイクロフォーサーズのお気に入りレンズ、LUMIX 12-60mm F3.5-5.6と並べてみました。

12-40mmの方が広角単で半段、望遠単で2段明るいのがメリットですが、12-60mmは35mm換算120mm相当の画角までズームが可能で、レンズが210gとプロレンズと比較して130g以上軽いのがメリットです。

両レンズとも防塵防滴を備え、最大撮影倍率は12-40mmが0.3倍、12-60mmが0.25倍とかなり寄れるのがマイクロフォーサーズらしい強みです。

気になるのはオリンパスとパナソニックでズームリングの操作方向が違う事。
僕は数直線方向に回転させてズーム(時計回りで望遠側にズーム)するほうが断然自然と思っていますので、キヤノンとオリンパス、シグマの操作方向は正直気に入りません。(シネマ業界はこちらが標準らしいという意見もありますが知らんがな)

マイクロフォーサーズアライアンスは協賛企業も多いですがイマイチそれらが連携を取れているとは思いません。せめてズームの向きくらいどっちかに揃えろよとガックリしていたら、Lマウントアライアンスでもパナとシグマが同じ過ちを繰り返しため息がでました(笑)

レンズフード装着

花形のレンズフードが付属します。
フードは大きすぎずベストバランスな感じで、もちろん逆付け可能で可搬性も良好です。

ハイエンドレンズらしくフードにはロックボタン付きでカチッとした操作感が気持ちいいですが、このロックボタンの機構を用意するためかフードの手元は金属リングとなっており(これがまたいい質感)、ちょっと置くときに傷が付かないか気になりますね。

僕はフードの下側にパーマセルテープを貼って傷防止にしています。

重量測定

様々な状態で重量を測ってみました。

レンズ単体の重量

382gでした。

メーカー公称値とぴったりです。さすが精度が求められる製品を作っているオリンパス?

レンズフードの重量

18gでした。

フードの重量を測ってくれているブログは少ないので貴重ですよ!

レンズフロントキャップの重量

15gでした。

まぁこの重量は普通ですね。このフロントキャップもオリンパスロゴがメッキされているのがうれしい。

レンズリアキャップの重量

7gでした。

これはどのレンズでも共通品ですが、マウント径が小さめのマイクロフォーサーズはキャップも軽くていいですね。

保護フィルターなども付けた総重量

442gでした。

62mmの保護フィルターが大体20gなので、レンズ持ち運び時の重量は440gくらいを目安に考えてください。

防塵防滴耐寒性能を備えたF2.8通しのレンズが442gで持ち運べるのは大きなメリットかと思います。

カメラに取り付け

手持ちのカメラ E-M1 Mark IIIとG99に本レンズを取り付けてみました。

どちらのカメラもグリップ付きでマイクロフォーサーズの中では少々大き目なこともあり、高品位なレンズの質感と相まって大変よく似合います。

総重量はE-M1 Mark IIIに付けて979g、G99に付けて963gとほぼ同じです。

持った感触も大差ないので、正直好みはカメラのグリップによると言えます。個人的には手が小さいのでE-M1 Mark IIIとの組み合わせのほうが好みな持ち心地です。

次ページより作例紹介!

次ページから作例の紹介に参ります!機動力コンセプトを生かして、自転車、ハイキング、散歩、猫などいろいろ撮りまくり!

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