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オリンパス M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PRO レビュー なんでも撮れる神標準ズーム

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目次

作例レビュー!

自転車編

G99に取り付けてロードバイクで走ってきました。軽量レンズで防塵防滴なのはありがたい!

静岡県の森掛川という掛川の奥のほうにライドしました。車も人も全然いないので橋のど真ん中でパシャリ笑

望遠端F2.8での撮影になりますが、背景がじんわりとボケてバイクを際立たせつつ今いる場所の雰囲気も壊さず伝えてくれていると思います。

山奥なので突然廃墟も現れます。昔はこんな山奥にJAがあって人が働いていたんだなぁ。

滝をスローシャッターで切ったカットです。レンズに手振れ補正はありませんがカメラの手振れ補正がバッチリ効くのでカメラ一つでいろいろ撮れるのがマイクロフォーサーズの強みです。

12-40mm F2.8は少し描写が暖色傾向な感じがします。パナソニックのカメラと合わせると緑がビビッドな感じになると感じました。

ハイキング編

E-M1 Mark IIIに付けて近所の山でも持ち出してみました。山ならやっぱり小型軽量で機動力があるマイクロフォーサーズが強い!

山中に咲く花を一枚。差し込む光が美しいです。

最大撮影倍率0.3倍、35mm換算0.6倍とハーフマクロ並みに寄れるので山中で小さい花や虫を見つけてもマクロレンズに交換する必要はありませんね。

ISO250 SS 1/15

マイクロフォーサーズはF2.8でも被写界深度が深いので、暗所で撮影してもISOを上げすぎずにピントの合った写真を撮ることが可能です。

高い手振れ補正機能を利用してスローシャッターが切れるので、動体撮影でなければいつでも低感度が狙っていけます。

深度が深いというこはボケないということ。正直言ってそれは事実ですが写真のように構図を工夫してあげれば十分ボケ味を生かした描写が可能です。

マイクロフォーサーズはボケないではなくボカさないフォーマットと認識を変えれば、かなり印象が変わってくると思います。

被写体に寄れて最大撮影倍率が大きいレンズが1本あるととたんにカメラワークの幅が広がります。

特にマイクロフォーサーズはカメラが軽いので軽快にフレーミングができ、面白いネイチャーフォトが撮れてしまいます。

虫屋や植物屋にマイクロフォーサーズが人気の理由が分かる気がしました。マイクロフォーサーズを使いだしてから虫とか植物が好きになった気がします。

遠景の撮影もお手のものです。これは手持ちハイレゾで撮影。

マイクロフォーサーズはセンサーに対してマウント径の余裕がかなりありますので周辺減光や流れが少なく、隅々まで端正な描写をするのが特徴です。

始めてフルサイズの単焦点を使って開放で撮った時に、フルサイズってこんなに周辺の光量が落ちるのか…とびっくりしたことがあります。逆にマイクロフォーサーズは光量落ちが少なすぎて雰囲気を出すために減光をプラスするくらいです(笑)

鉄塔のフレームや電線など背景が空のためフリンジが出やすいシチュエーションですが美しい描写を保っています。

散歩編

カメラもレンズも小さいので散歩や街ブラにもぴったり!

街灯写真が好きなのですが、ぶらぶらしてサッと構えてスパッと撮れるマイクロフォーサーズは使ってて楽しいです。

マイクロフォーサーズはカリカリ描写のレンズが多いですが、12-40mmは少し柔らか目の質感が高い描写です。

こちらのロープも12-100mmや12-45mmで撮影していたらバッキバキの解像感だったと思います(笑)

レンズが明るいので夕日が落ちだしても質感の高い描写です。

開放F値2.8を生かして星景を撮ってみました。マイクロフォーサーズでも結構写りますよ!

ボディよっては星空AFが搭載されているカメラもあるので、誰でも気軽に星空が撮れちゃいます。この写真は自宅から徒歩1分の公園でライブコンポジット機能を利用して撮影してみました。

猫編

標準ズームなのでちょっと警戒心の強い猫を撮るのは難しいですが、慣れてるコならバッチリです。岩合さんもこのレンズで猫撮ってたはずですから、何の不満もないでしょう。

すまして横切る猫(笑)。

深度が深いので開放にしてシャッタースピードを稼いでも体の一部分にしかピントがあってない…なんてことも少ないです。

このコは良く懐いていて僕が近づくと「はよなでんかい」と横についてくれるので、かわいい後頭部を撮らせてもらいました。

夜ですが暑いので道路でだらける猫。

ISO2500での撮影ですが、毛並みや質感をしっかりと描写してくれていると思います。

模型やフィギュアなど

被写界深度の高さと最大撮影倍率を生かして模型の製作記録やフィギュアの撮影などにも適しています。

製作記録の手元アップ写真から…

完成品の撮影にも便利です。

模型に興味のある方は僕のメインブログも読んでくださいね。

弱点は逆光の弱さか

レンズ自体の質感、基本性能は高いですが、強い光源に向けて写真を撮ると若干フレアやゴーストの発生が気になります。

撮影する際の光源は少し気にしたいところですね。

フジフイルムのXF16-80mmはこれよりもっと逆光に弱く、コントラストが低下しまくっていたので、それと比べると断然マシです(笑)

ちなみに2022年に発売された2型はレンズの研削とコーティングが良くなり、このフレアやゴーストの発生が改善しているようです。気になる方はそちらを狙ってみても良いでしょう。

明るい、軽い、写り良い、使いやすい大三元標準ズームレンズ

ということで M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO のレビューでした。

レンズキットで買ってもお得ですし、中古でも5万円代から狙えるので非常にコスパが高く、レンズの明るさを利用してISO感度を下げたり星を撮ったり、接写能力を生かした小物、生物撮影とかなり幅広い用途で使えます。

まさに1本あれば万能なマイクロフォーサーズ神レンズ。1つお手元にいかがでしょうか?

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マイクロフォーサーズ 機材レビュー記事 一覧

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