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2021年最新 ロードバイク用スキンサイドタイヤまとめ

昨今のロードバイクのカラーリングやデザインはシックな単色が流行りです。

それと同時に注目され流行りだしたタイヤといえばスキンサイドタイヤです。今回は2021年現在買えるスキンサイドタイヤをまとめました。

真っ黒系バイクの差し色にもぴったり
目次

スキンサイドタイヤって?

タイヤの側面(サイドウォール)がブラウン~ベージュ色をしているタイヤのことです。

ロードバイクのタイヤは通常ケーシングにトレッド(ゴム面)が貼り付けられて作られています。

高級タイヤではケーシングにコットンなどの天然素材が使われており、それらは通常黒に着色されたり、サイドウォールを強化するためゴムで覆われたりするのですが、スキンサイドタイヤは素材部を露出させたものになります。

もちろんスキンサイドでも劣化やほつれ、サイドカットを防ぐためにケーシングはコーティングされていますが、そのコーティング剤にクリアー系の素材を使うことでその見た目を実現しています。(そのためタイヤによっては茶色に見えたり、薄いベージュに見えたりします)

地肌が露出しているため「スキンサイド」と呼ばれますが、メーカーによっては「ナチュラル」「アメサイド」「トランスペアレント」「ブラウン」などと色々な呼び方がされています。

スキンサイドタイヤは昔のロードバイク用タイヤであればサイドウォールのゴムをなくすことによる軽量化やタイヤ自体のしなやかさに貢献するメリットがありましたが、技術が進化した昨今ではクリンチャータイヤでありながらチューブラータイヤのような見た目にできたり、クラシックなルックスや刺し色として利用したりなどと言った”おしゃれやカスタム“の側面で採用されることが多いです。

数年前まではサイドウォールからのエア抜けを防ぐため、チューブレスタイヤにスキンサイドは存在しませんでしたが、最近ではスキンサイドタイプのチューブレスタイヤも出てきて選択肢も広がってきています。

KAZU

年々着実にタイヤも進化していますね

旧ETRTOと新ETRTO

ETRTO( European Tire and Rim Technical Organization )の略でエトルトと読みます。

ホイールのリム幅とタイヤ幅の基準を規定した規格です。

ディスクブレーキの普及と相まって急速に広まってきたワイドリム、ワイドタイヤ化の流れに合わせて2020年に規格が改訂されました。

旧ETRTO時代に作られたタイヤはリム内幅15mmで最適な太さになるよう設計されていますが、新ETRTO規格に準拠したタイヤはリム内幅19mmで最適な太さになるように設計されています。

つまり新ETRTOの25Cタイヤは内幅19mmのリムに装着した時に25mmになるように設計されているということです。

旧ETRTO時代のタイヤをワイドリムにはめると太さが全然違う…なんていうあるあるな現象も新ETRTOタイヤではおきなくなっていますので、内幅19mm以上のワイドリムには新ETRTOのタイヤを選ぶようにすれば間違いありません。

新エトルトではリム内幅が2mm変わるとタイヤ実測幅が1mm変化することが多いようです。

今回のおすすめタイヤ紹介では新旧どちらのETRTOに対応しているかも明記しますのでぜひ参考にしてみてください。

ちなみに新ETRTOについてはサイクルスポーツ2021年4月号にてかなり詳しく解説されていますので一読がおすすめ。Kindle Unlimitedなら月額980円でサイクルスポーツ読み放題です。

おすすめスキンサイドタイヤ

Vittoria CORSA G2.0 (ベージュ系、旧ETRTO)

ヴィットリアジャパン

イタリアのタイヤメーカー Vittoria(ヴィットリア)のCORSA(コルサ)シリーズはスキンサイドタイヤのメーカーでは最も人気と言っていいでしょう。

コンパウンドにグラフェンという炭素繊維素材を使うことにより強烈なグリップと低い転がり抵抗を両立したトータルバランスに優れたタイヤです。

4本縦溝の変わったトレッド面ですが、溝ごとにグリップの異なるコンパウンドを使用しており、コーナリング中にバイクの感触がつかみやすくコントロール性が非常に良いのが特徴です。

特筆すべきはその乗り心地の良さ。

僕もグラフェンのコルサを使ったことがありますが段差の突き上げが少なく大変乗り心地の良いタイヤでした。

トレッドの縦溝とスキンサイドタイヤの見た目からクラシックなバイクにも最新バイクの見た目にも合い、レーシングタイヤとは思えぬその乗り心地の良さからロングライドやツーリングユースにもおすすめです。

難点は少しタイヤ重量があるのとタイヤのしなやかさから来る加速の重さが挙げられますが、走りだしてしまえばあまり気にならないと思います。

ラインナップにはチューブレスもありますが、スキンサイドはクリンチャー仕様のみとなっています。

700×25Cで255g、700×28Cで270gの重量となっています。

ネットでは並行輸入品なら2本セットなどで割安で売っています。海外通販を利用するのもアリですね。

Continental GP5000 (ブラウン系 旧ETRTO)

ドイツのタイヤメーカーContinental(コンチネンタル)のハイエンドタイヤGP5000はこれまで黒一色しかラインナップにありませんでしたが、ブラウンサイドが新しく追加されました。

低い転がり抵抗に高いパンク耐性を有し「最強のレーシングタイヤ」であった先代モデルGP4000シリーズの後継モデルにあたり、さらなるグリップと軽量化に加え乗り心地まで高めてしまったまさに敵なしのタイヤです。

自分もGP5000は発売から長く愛用していますが、その転がりの良さとシャープな走りには思わず笑顔になってしまうほど。

多くのホビーライダーからプロまでがイチオシする転がり抵抗、軽さ、耐久性を備えた最強タイヤです。

難点はホイールとの相性によっては非常に取り付けしにくい場合があることくらいで、欠点らしい欠点は見当たりません。乗り味が硬いという方もいますが、これはどちらかと言うとタイヤ自体の味付けの問題で個人的には硬質でシャープな走りがロードバイクらしくて良いと思います。乗り味が気になる方は前述したヴィットリアのタイヤがおすすめです。

ブラウンサイドになっても700×25Cで230g、700×28Cで240gと軽量です。

VELOFLEX Corsa EVO(ベージュ系、新ETRTO)

VELOFLEX(ヴェロフレックス)はイタリアのハンドメイドタイヤメーカーです。

自転車のタイヤ屋としては結構老舗でチューブラータイヤを中心としたレーシングタイヤでは高い実績を誇ります。最近はチューブレスにも力を入れ、老舗でありながら最新のトレンドにもしっかり追従しているメーカーです。

昔からスキンサイドのタイヤとして有名かつ人気で、高密度ケーシングの性能ではトップクラス。特に優秀なのは乗り心地でレーシングユースからツーリングまで幅広い層にマッチします。

このCorsa EVOはトレッド面に自動車タイヤでも使用されるシリカを配合して高いグリップを誇る他、ベージュサイドでありながらサイドウォールまでしっかり保護されているので安心感が高いのも特徴です。

難点は少々マイナーなタイヤなため流通性があまりよくないことくらいです。海外を含めた通販なら全く問題ないですね。

タイヤの値段もこれまで紹介した2種と比較して安く、重量も軽いのでハイエンドタイヤ入門としてもおすすめです。なによりロゴがかっこいいし新ETRTOにも対応しているので安心感は高いでしょう。

タイヤは700×25Cで220g、700×28Cで230gと軽量なのも素晴らしいです。

SCHWALBE PRO ONE チューブレスイージー (ブラウン系、新ETRTO)

SCHWALBE(シュワルベ)はドイツのタイヤメーカー「ラルフポール」が展開するブランドで、ロードレース、ツーリング、MTB、グラベル、ミニベロとあらゆるジャンルのタイヤを網羅、そのどれもがベンチマークにされるほど高性能です。

チューブレスにも力を入れており、スキンサイドでありながらチューブレスな仕様のラインナップがあるのも特徴。

KAZU

チューブレスでもクラシックな見た目が楽しめます。

シュワルベのスキンサイドはトランスペアレントスキンと呼ばれています。トランスペアレント(transparent)とは英語で透明、透き通ったという意味で、その名の通りクリアー系のコーティングで仕上げられたナチュラルサイドが特徴です。色味的にはヴィットリアのベージュとコンチネンタルのブラウンのちょうど中間くらいでやや暗いベージュ色という感じです。

低い転がり抵抗とタイヤの軽さが特徴で新ETRTOにも対応しているので、チューブレスでスキンサイドな方にはこれ一択と言えるでしょう。

難点はチューブレスイージー(チューブレスレディと同じ)なので700×25Cで265g、700×28Cで280gと少々重いこと。チューブレスタイヤとしては軽いほうですがシュワルベは推奨シーラント量が30~60mlと多めなので結局クリンチャーより重くなってしまうことが少々残念。そんな人のためにちゃんと通常のクリンチャータイプも用意されておりタイヤ自体が25g~30gほど軽いのでご安心を。

SPECIALIZED TURBO COTTON (イエロー系、旧ETRTO)

アメリカのバイクブランドSPECIALIZED(スペシャライズド)が展開する最強タイヤがTURBO COTTON(ターボコットン)です。

タイヤのサイドはこれまで紹介したものよりワントーン明るいオレンジ味のあるスキンサイドで、昔のヴィットリアのチューブラータイヤのような見た目です。マットブラックなバイクなどへのマッチングは素晴らしく良いかと思います。

低い転がり抵抗と軽量性を両立したレーシングタイヤで、一時アマチュア、プロ問わずレーサーの間で大流行しました。

難点は値段が高くスペシャライズド製ということでネットなどでの流通性が悪く入手難易度が高いこと、バイクブランドのタイヤを他のバイクに履かせたくない!などという僕みたいなやっかいなコダワリ派には選択肢に入らないところですかね(笑)。

PANARACER RACE C EVO4(ブラウン系、旧ETRTO)

PANARACER(パナレーサー)は我らが日本のタイヤブランドです。グラベルキングが世界中で話題となっていますがロードタイヤもじわりと人気です。

いろんなタイヤにスキンサイドやブラウンサイドを用意してくれているニクイブランドですがロード用のブラウンサイドタイヤはこちらのRACE C EVO4になります。

RACE Cの「C」はクラシックのCでもあり、トレッド面は伝統的な杉目パターンを採用、バイクを傾けると感触が変わるのでグリップ感を掴みやすいのもポイント。落ち着いた薄茶系のサイドも相まってクラシカルなスチールバイクにも似合います。

さらにパナレーサー伝統の先尖りのタイヤ形状ではなく、一般的な丸型タイヤなので初めてのパナレーサータイヤとしても使いやすいと思います。

タイヤはパナレーサーのRACEシリーズの中でも最もしなやかで乗り心地が大変良いのが特徴で、値段も今回紹介したタイヤの中で最も安く、国産の安心感があります。

僕もこのタイヤは使用したことがありますが、一定のペースで淡々と走るのに向いているタイヤでロングライドやツーリングに大変向いていると思いました。

国内プロレーサーからの評判も高く宇都宮ブリッツェンなどでは練習、レース用として採用されているタイヤでもあります。

難点は非常に乗り心地が良いのですが中にはかったるい印象を抱いてしまう方が多い点でしょうか。

ラインナップは700×26Cと変わったサイズが用意され、25Cと28Cの中間が欲しい方にもおすすめ。

スキンサイドはおしゃれでいいぞ

RACE C EVO 4 でツーリング

以上、2021年現在買えるスキンサイドタイヤ特集でした。

視野を広げるとスキンサイドタイヤはもっと多くありますが、有名どころをピックアップすると上記のようなラインナップになるかと思います。

赤や青といったカラータイヤはコーディネートが難しく、ぶっちゃけ似合うロードバイクは少ないですが、スキンサイドは幅広いバイクに似合いますので、おしゃれの一環としてぜひ取り入れてみてください。

特に真っ黒いリムが標準となったディスクロードなんかには抜群に似合うと思いますよ!ではでは!

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