愛用していたシマノのボトルがもう4年も経ったのでボトルを更新しました。
エリートのJETボトルです。
使って見たらヒジョーにイマイチな製品だったのでインプレしてみたいと思います。
エリート JETボトル インプレッション
JETボトルは生分解性プラスチックを採用したエリートの新エントリーボトルです。
生分解性ということは何かあって落としたりした場合でも自然に還る環境負荷の低いボトルということですね。かといってボトルを落としたり捨ててはいけませんよ。
素材が非常に柔らかくボトルも軽いので水分が補給しやすく持ち運びにも便利なボトルとなっています。
容量は550ml/750ml/900mlの3種類がラインナップされ、デザインも一見エリートのボトルとは分からないくらいスタイリッシュなものです。
僕は550mlを買いましたが、100mlごとに目盛りが入っていて中身が確認しやすいです。
お値段も安いので多くの人に買いやすいボトルと言えるでしょう。
ほんとデザインはカッコイイ
まぁでもこれ買ったはいいもののすごくイマイチだったんですよ…
イマイチな点その1:とてもユルい
エリートのボトルはエリート以外のケージには合わない。とよく言われていますが、まさしくその通りでした…
僕はTNIのLW17 II という軽量カーボンケージを使っているのですが、段差で飛びそうなくらい緩かったです。
このケージの軽さとカッコ良さ、それに安さは最高です。
一応どんなボトルでもハメられるように、ボトルの抜け防止のため三角形のゴムが付属するのですが、このゴムを付けると結構重くなるのでできれば使いたくないところ。
もともと使っていたシマノのボトルとは相性抜群で非常にしっかりとホールドしてくれていました。
ボトルの個体差こんなにあるとは思わなかった…
イマイチな点その2:飲み口が大きくて飲みにくい
飲み方自体は普通のボトルと同じ、歯で引き出して吸うスタイルですが、ボトルの飲み口が非常に大きく飲みづらいです。
愛用のシマノボトルと比べても一回り大きい印象。
口でくわえて引き出す力はシマノボトルに比べて軽いので飲みやすいですのですが、それゆえデメリットもあります。
イマイチな点その3:柔らかすぎて潰したボトルが戻りにくい
JETボトルのウリの一つが素材が柔らかいゆえにスクイーズボトル(潰すことで水分を押し出す)としても使えることですが、柔らかすぎるゆえにデメリットもあります。
それは潰したボトルが戻ってこないこと。
ボトルにある程度硬さがあれば潰したボトルがすぐに元の形に復元するのでケージにしっかり仕舞えますが、潰したボトルが戻らないとさらにゆるゆるで心配になります。
一応飲み口をしっかり引き出せば瞬間で潰したボトルが復元しますが、ちょっとでも飲み口が閉じていると元に戻りません。
このボトルは飲み口の引き出しが軽いおかげで、普通に飲んでいる最中に引き出した飲み口がわずかに戻ってしまい潰したボトルが復元せず、飲み終えた後に飲み口をもう一度引き出してやる必要があり超面倒です…。
イマイチな点その4:漏れやすい
ボトルの蓋をしっかりねじ込んでいても漏れることがありました。
停車中にボトルを潰して勢いよく飲むとウェアがびしょびしょに…。
やっぱりイタリアプロダクトはいろんな意味で緩いのか!?
今までのボトルで使っていて漏れたということがないので、一度漏れると不信感がありますね…
イイところその1:プラ特有の味がしない
悪いイメージが強かったですが、良いところもあります。
まずボトルからプラ特有の臭いや味がしません。
夏場にボトルの中身がぬるくなってもプラの味が感じないのは良いですね。
イイところその2:やっぱりデザインはカッコい
愛用のシマノボトルに比べてやっぱりデザインはカッコイイです(笑)
シマノのボトルは普通にダサいですからね。カンパやスラム派は使えないし。
僕的にはイマイチでした
折角のカッコいいボトルでしたが自分にはイマイチでした。
写真映えには良いデザインなだけに残念…。
今回のデメリットの内「ユルい」に関してはエリートのボトルケージを使えば解決するかと思いますので、このボトルを導入する方はエリートのケージとセット購入がおススメです。
僕は折角買ったカーボンケージを利用したいので、再びシマノボトルを買い替えることにしました。
こちらも安いですしなんだかんだと使いやすい良いボトルです。
自分に合ったボトルを探すのも結構沼で楽しいですね。
また良いボトルを見つけたらインプレします!