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ディスクロード乗り換え前に抱いていたデメリットと実際に乗った感想

2021年7月に15年乗り換え続けてきたリムブレーキロードバイクからディスクブレーキロードバイクに乗り換えました。

LOOK 765 OPTIMUM+

ディスロードに乗り換えるにあたり、R8000で組んだカーボンロードから使えるパーツはほとんどなく完成車購入と相成りました。

MTBでディスクブレーキの経験はあるものの、ロードバイクでは初めてです。

ネットで事前にディスクロードについて情報収集もしていたので、ある程度のネガティブも想定していましたが、実際乗ってみた結果はどうだったのでしょうか?

目次

抱いていたディスクロードへのデメリットと乗ってみた感想

事前に収集していたディスクロードについてのデメリットやネガティブ要素

個人ブログや掲示板で収集していたディスクロードに関してのデメリットやネガティブは以下の通り。

いや~使う前からネガティブなことばかり想定していまうのはいかにも日本人でダメですね(笑)

ディスクロードのデメリット
  1. ディスクが擦るのではないか?
  2. ディスクが曲がるのではないか?
  3. 音鳴りがするのではないか?
  4. バイクが重くなり遅くなるのではないか?
  5. スルーアクスルが使いにくそう
  6. 過剰剛性で乗り心地が悪くなるのではないか?
  7. 油圧のメンテナンスが大変なのではないか?
  8. 油圧式のメカニカルブラケットが大きくて重そう
  9. ホイールの脱着が大変そう

今回はまずこの9点のネガティブを実際に乗った感想を踏まえてどうだったかをお答えします。

1. ディスクが擦るのではないか?

ディスクロードとキャリパーの隙間は1mmもありません。

ネット掲示板では良くディスクがシャリシャリ擦ってると煽り文が書かれていましたが、実際のところは全く問題なかったです。

スルーアクスルによりハブの位置ががっちりと決まるのでディスクが曲がりでもしない限りまず擦りません

乗ってもないネット民がスプリントでディスクが擦れると書いていましたが、何Wで踏めばあの構造のハブとディスクを擦るほど撓ませられるのか(笑)多分剛性の低いリムホイールのほうがシュータッチしますよ。

クイックレバータイプのディスクロード(ほぼ消滅しました)はわからないけど。

2. ディスクが曲がるのではないか?

輪行時にディスクが当たったりして曲がるのではないか?ということは良く心配事として挙げられます。

普通に使っていればまず曲がりません。

ディスクロードを購入してからガンガン車載輪行はしていますがディスク面が当たる向きにホイールを寝かせても全く曲がる様子もないです。

よほど角に勢いよくぶつければ話は別でしょうが、それはディスクブレーキが悪いのではなくお前が悪い。

わずかにディスクが擦る場合はキャリパーのねじを緩めてブレーキをかけてから締めなおすとほぼ解消しますし、ツールなどを使えばすぐに修正できます(トラブルが起きていないので僕は持ってないけど)

3. 音鳴りがするのではないか?

これは時と場合によります。

自分の場合、高速の下りでブレーキを当て効きさせるときに発生するわずかな微ブレから音が鳴ることがありますが、握り込むとその音はしなくなりますし、少しローターを冷ますと鳴らなくなります。

某自転車ブログから派生したYoutuberがディスクブレーキの音鳴り動画を公開していましたが、あれはディスクに油膜でも付いていないと鳴らない音です(ショップ時代にMTBでよく聞いた)。再生数稼ぎののために煽り動画作るなよ。

雨の中乗っても今のところ音鳴りしないです。

4. バイクが重くなり遅くなるのではないか?

これは皆さん気になるところですね。

同じグレードのコンポ構成だとバイクは確実に重くなりますが、自分の場合遅くなることはなかったです。

最後に乗ったリムロードのチネリ Very Best OfはR8000とシマノRS700で7.4kgとまぁまぁ軽かったのですが、新しいLOOK765 Optimum+はR7000とアレックスリムRXD2で8.6kgくらいあります。

その差1kg以上…決して無視できない重さです。

ただ乗っていて先代のチネリより重いなぁ…と思うことは全然ないです。持ったらすごく重いけど(笑)

ディスクロードは乗って軽いとはよく言われますが、まさしくその通りで、スルーアクスルと近代的な設計のフレームからくる一本芯の通った剛性感は気持ちいいの一言です。

実際上りのタイムは落ちるどころか自己ベストを更新する区間もあり、軽さより剛性、軽さより脚だということが分かりますね(笑)

5. スルーアクスルが使いにくそう

ディスクロードの要であるスルーアクスル。

クイックのほうが全然楽でしょ…と思っていましたがスルーアクスルのほうが全然楽です。

第一に確実に固定ができること。

クイックの時はホイールセンターに気を遣うことがありましたし、フォークエンドには脱落防止の爪があったりで結局クイックに脱着できなかったですが、スルーアクスルはシンプルに締め込むのみでガッチリセンターが出ますし取り付けも速いです。

第二に確実な締め付けができること。

クイックの時はこんなもんかなと感覚で締め込んでいたので実際どのくらいの強さで閉まっているか分かりませんでしたが、スルーアクスルにより工具を用いた確実な固定トルク管理で固定ができるようになり迷いがなくなりました。

特に上の写真のマビックスピードリリースはフレーム規格が対応していれば工具不要でクイックのように脱着でき、締め付けトルクも管理できます。記事もあるので読んでみてください。

6.過剰剛性で乗り心地が悪くなるのではないか?

ディスクロードが出始めた際によく言われたのが「乗り心地が悪い」というインプレ…確かにスルーアクスルによる高剛性化は乗り心地には良くなさそう…自分的に乗り換えで一番気にしている点は乗り心地でした。

乗った結果は…高剛性による乗り心地悪化を感じないくらいワイドリムと太タイヤの乗り心地と走りが良するから問題なかったです。

初期で30Cがついてきました

23Cから25Cがスタンダードになった時、もう23Cには戻れないな…と思ったものですが、ワイドリムと28C以上の太タイヤはそれすらをも吹き飛ばす快適さ…

ディスクロード時代になってフレームは剛性を極め、乗り心地はタイヤとエアボリュームが受け持つという仕事がより明確化されたような気がします。

個人的にはこれからのツーリング&エンデュランスタイヤは30Cがスタンダードになっていくと思います。

7. 油圧のメンテナンスが大変なのではないか?

リムブレーキからの乗り換えで多くの方が懸念する油圧システムのメンテナンス。実際エア抜き作業や必要工具の増加は避けられません。

ま、でも基本油圧システムは超メンテフリーなのであんまり心配しなくて良いと思います。

ミネラルオイルを採用するシマノやカンパの油圧システムは1年くらいほっておいても全く問題ないので、一度ホース長が決まれば年単位の定期的なオイル交換のみで機能を維持できます。

油圧のメンテには専門工具が必要ですが、作業が無理だと思う方はショップにお任せしましょう。海外通販やネットショップなどを利用してショップ難民になっている方は現実を受け入れて勉強しましょう。

油圧面以外で見るとディスクブレーキはパッド交換くらいしか日常のメンテはありません。

未経験なのにディスクブレーキはメンテが大変と言う方が多いですが、リムブレーキロードの場合ワイヤーの引き調整、シューのトーイン、ブレーキのセンタリング、リムのクリーニングなどかなり日常作業が多いです。

実際僕もブレーキ面のメンテはパッドのクリアランスを確認する程度でほぼほったらかしです。

8. 油圧式のメカニカルブラケットが大きくて重そう

油圧式のメカニカルブラケットが大きいのは紛れもない事実。しかも重いです。

Di2にするとサイズも重量も小さくなりますがいかんせん高いです(笑)

この不細工なブラケットはハンドル落差が4cm以上ないとサドルより高くなってしまいますし、早急に改善してほしいところですね。でも新デュラエース(R9200)、新アルテグラ(R8100)で機械式油圧ディスクのやる気のなさを見ていると105(R7100?)で改善は無理そうかなぁ。

ただこのブラケットダサいくせに妙に握り心地が良いので気に入っています。

R800アルテグラのリムブレーキブラケットよりくびれの部分が細いので手が小さい自分でもとても握りやすい。レバーの引きやすいです。大型のブラケットトップはエアロポジションの時も力を入れやすいです。悔しいが良いブラケットだ…。

重量も余裕の500g越えですが、ハンドリングがダルイ印象はありません。サドルが重いと結構気になりますがブラケットはそんなに気にならないのはなぜなのか。

9. ホイールの脱着が大変そう

ツールドフランスでもパンクした時はホイール交換よりスペアバイクに乗り換えで運用しているので、きっとホイールは外しにくいんだろうなぁと思っていましたが、フロントホイールはホイール脱落防止の爪がなくなったことでリムブレーキホイールよりも早く外せます。

これは意外です。アーレンキーがいるタイプのスルーアクスルの方はクイックレバー付きのスルーアクスルに変えれば出先でトラブっても工具レスで脱着できますよ。

もしくは下記のようなコンパクト工具を持っておけばよいかと思います。

フロントに対してリア側は少々脱着しにくいです。

これはどちらかと言うとディスクブレーキ云々よりもシャドーディレイラーのせいだと思います。

R9000シリーズからMTBの設計を取り込みシャドー化したリアディレイラーですが、スプロケット側にディレイラーが入り込むようになったのでホイールの脱着がやりにくいです。

これはリムブレーキロードでも同じなのですが、ディスクがあるとやはり外しにくいですね。外すよりもつける方がもう少し難しく、コツと言えばギアをトップ側から1~2段ロー側にしてあげるくらいしか対処がないですね。

LOOK765はグラベルも行けるフレームなのでしょっちゅうホイールを脱着していますが、リムブレーキのほうがスムーズに取り外しはできます。クイックの締め付け調整まで含めると時間的にはトントンですけど。

世間が言うほどデメリットは感じなかった

本当に乗ってみないとわからないもので、世間が言うほどデメリットは感じなかったです。

というかみんな乗ってないのに事前情報をかじりすぎたり、買い換えない理由探しにデメリット探ししてません?

今リムブレーキロードに戻りますか?と聞かれたら僕は絶対に戻りません。

2021年現在どこのディスクロードに乗ってもほぼ不満がないと思いますよ。

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