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オリンパス OM-D E-M1 Mark III レビュー OM-1が出てもまだ現役!?

目次

街や山や猫撮りで使ってみました

それでは作例レビューです。マイクロフォーサーズそのダイナミックレンジの狭さを生かすためにRAW現像必須なので基本的にRAWから仕上げた写真になっています。

街角スナップで

26mm F5.6 1/25sec ISO200

港に停泊されメンテナンスを受ける船のカットです。

オリンパスのカメラとプロレンズなら2000万画素でも素晴らしい解像度と描写性能。トラス構造のクレーンやメンテ用ジャングルまでしっかりと解像しています。

12mm F2.8 1/15sec ISO640

日没前の夕日と海面の写り込みを1枚。

E-M1 MarkIIIは7.5段分の手振れ補正を搭載しているので、少々暗くなってきてもバッチリ手持ち撮影が可能です。

基本的に35mm換算の焦点距離と同じシャッタースピードを稼ごうとするのですが、メニューからシャッタースピード低速限界を設定すれば低いシャッタースピードを維持してISO感度を上げないようにすることも可能です。僕は1/15secに設定していますよ。

夜でも常夜灯の下で釣りに勤しむ太公望。

マイクロフォーサーズは諧調が足りないなんてよく言われますが、ちゃんと陰影を起こしてあげれば重厚な濃淡が楽しめます。

マイクロフォーサーズはシャドウを持ち上げたときのノイズが目立つので、ヒストグラムをみながら明るめに撮影してアンダー気味に調整するのが高画質を維持するコツです。

LUMIX 25mm F1.4

オリンパスのカメラは空がきれい、オリンパスブルーとよく言われますが正直これはRAW現像勢の僕には良く分かりません(笑)

カメラの絵作りの設定にiFinshという自動でシチュエーションに合わせてくれる設定があるのですが、それを使えばもっと濃厚になるのかも。

LUMIX 25mm F1.4

個人的にオリンパスの好きなところは夕日に沈む空の色です。オレンジと青の濃淡の表現がとても良いと思います。

先ほどの富士山とこちらの夕日の写真はLUMIXのLEICA DG 25mm F1.4を用いて撮影しました。安くてコンパクトなのに良い描写です。

登山で

マイクロフォーサーズはレンズを複数持っても機材が軽いのが最大のメリット。機動力のコンセプトが最大限に生かされるのが山登りです。

100gくらいしか変わらないしな…と思ってもその100gが大きいのが登山の荷物です。特に使っていないときのカメラは完全にお荷物。

こんな時に強いのもマイクロフォーサーズ。E-M1は重いほうですが、重めの標準ズームである12-40mmを付けても軽快に登ることができ、カメラが軽いと気軽に構えられるのでシャッターチャンスも増加します。

マイクロフォーサーズのさらなるメリットはどのレンズも大変寄れる(大きく写せる)こと、センサーの大きさ的にフルサイズ換算すると最大撮影倍率が2倍ありますので、登山中にあっと見つけた生物を撮影するのにも適しています。

このトカゲ?だってフルサイズだったらマクロレンズに交換しないと撮れなかったかもしれません。

アンダー気味の写りがとてもいいのがお気に入り。

マイクロフォーサーズはボケないと良く言われますが、ぐっと寄れば後ろが良い感じにボケてくれます。ボケ量こそ少ないもののボケ味や解放時の周辺減光の少なさなどレンズの性能の高さが伺えます。

特に風景ではボケてしまうと何を伝えたいかわからなくなってしまうので、暗い林道でレンズの絞りを開けてもピントの合う範囲が広いマイクロフォーサーズは中々使えます。

構図を工夫すればボケを利用した奥行き感のある描写もおまかせあれです。

軽量なボディとバリアングル液晶のおかげでローアングルや縦構図もサクサク撮れます。

雨後の山に入っても安心の防水ボディ。この山に入る時若干雨が降っていましたが気にせずむき出しで登っていました(笑)

オリンパスユーザーなら雨の日こそ写真撮ろうぜ!

普段の登山時、カメラはピークデザインのキャプチャーもどきを使ってカメラリュックにマウントしているのですが、やはりカメラが軽いと格段に肩への負担が少なくなります。

疲れないという事はそれだけカメラを構えられること。やはり軽さは絶対的正義ですね。

猫撮りで

岩合さんはオリンパスから離れてしまったけど…猫撮りといえばオリンパス!

SIGMA 56mm

あっ!かわいい~!

マイクロフォーサーズといば被写界深度の深さが利点ですが、猫撮りにおいてばそれが抜群のメリットになります。

猫撮りをする場合はシャッタースピードを上げるために絞りを開けたくなりますが、そうすると大フォーマットのカメラではボケ過ぎて生首猫ちゃんになってしまうことがあります。

解放で撮っても適度に深度の深いマイクロフォーサーズは猫撮りにベストバランス。

レンズはシグマ56mmをチョイスしましたが、換算112mmの画角を持つレンズなので猫ちゃんとの距離感はちょうどいい感じ(寄ってくる猫には厳しい笑)。解放だと背景もこんな風にガッツリボケてくれるので十分かと思います。

ちなみにC-AF+TR(コンティニュアンスAF+トラッキング)で撮影していますが、被写体への食いつきも良く深度も高いので大きなピント外れはありませんでした。みんなAFAFとビービー言ってるけど猫を撮るくらいなら被写体認識なんぞいらん(笑)

このレンズはねこちゃん撮りまくっているので、またレンズレビューでたくさん紹介しましょうかね。

高感度は?

マイクロフォーサーズの新型が出るたびにかなり厳しい高感度比較や評価がされてしまいますが、E-M1は常用ISO感度6400まで使えるカメラとなっています。

40mm F5.6 80sec ISO6400

こちらがISO6400で撮った写真です。とてもきれいだと思いませんか?以前はマイクロフォーサーズがISO800までだなとか思っていましたが、最近は積極的に高感度を使っています。

オリンパスとパナソニックでセンサーが同じかどうかは分かりませんが、以前使っていたG99より高感度耐性は1〜1.5段ほど優れている印象です。

オリンパスのカメラは標準で高感度ノイズ低減がONになっていますが、これはかなりディティールを損なうのでOFFにしておき、現像時にノイズリダクションをかけるのがおすすめです。

ちなみにOM-1はAIノイズリダクションによりJPEGの高感度画質は改善していますが、RAWデータは基本的に大差がありません。RAW編集前提であればE-M1を選んでもらっても十分な性能を有していると言えます。

コンピュテーショナルフォトが楽しい!

OM-1で大々的にコンピュテーショナルフォトをアピールしていますが、そのほとんどの機能はE-M1にも搭載されています。どんな機能か見てみましょう。

手持ちハイレゾショット

カメラの高い手振れ補正機能を利用して5000万画素、8000万画素の写真を合成するハイレゾショットが機能がE-M1のウリです。5000万画素ハイレゾショットは手持ち撮影が可能で、登山などで高解像度の写真を得たい場合には大活躍です。

手持ちハイレゾショット

当ブログの画像は横幅1350pxにて圧縮してありますのでハイレゾショットの効果はあるのか疑問に思われるかもしれませんが、高画素の写真を圧縮することでノイズリダクションの効果を得たり、高解像度撮影によりマイクロフォーサーズで不足しがちなダイナミックレンジを増したりすることができます。

上の画像から街並み部分を切り出してみました。Oh…なんかもう凄まじい解像度。ほんとにこれ合成?

このようにトリミング耐性もアップしますし、高感度域のハイレゾショットは通常のショットよりノイズを低減できるのも特徴。

OM-1は6秒ほどで合成が完了しますが、E-M1は12秒くらいかかるのがデメリット。ここぞの必殺技として使って行きましょう。RAWで保存もできますので後編集もバッチリ可能です。

ライブND

NDフィルターを使わずともスローシャッターを切ることができる機能です。

通常なら絞りまくるかNDフィルターと三脚を用いて撮るしかないスローシャッター撮影ですが、ライブNDという機能を使えばNDフィルターを使わずにスローシャッター効果を得ることができ、御覧のように手持ちで滝を流すような撮影が可能です。

ライブNDは通常のNDフィルターと同じようにND2~ND32の5段階から選ぶことができます。OM-1はさらにND64がチョイス可能になっていますがND32でも十分にスロー。絞らなくていいので回折も起きにくく高解像な撮影を実現します。

このライブNDもRAW保存ができるので後編集が可能です。RAWってこんなに自由が利くものでしたっけ(笑)

深度合成

接写したり絞りを開けたりすると被写体の一部にしかピントが合わないことが多いですが、そんな時は深度合成を使って全体的にピントがあった写真を撮ってみましょう。

F2.8そのまま

苦手な人がいたらごめんなさい!山の中で大きいカエルを見つけました。アズマヒキガエルでしょうか?

暗いので絞り解放F2.8を使ったのですが、顔にしかピントが来ていません…接写しているし仕方ないか。

F2,8 深度合成

そんな時は深度合成で明るいF値を維持したまま全体にピントがあった写真を撮りましょう!

深度合成はJPEGの結果しか得られませんが、合成素材のピントをずらした写真はRAWで保存ができますので後からソフトを使って自分で合成も可能です。

完全な静止物に限りますが、ストロボチャージタイムの設定もできるので、ストロボを使った模型やフィギュアの深度合成撮影も可能です。

星空AF

星空のピント合わせは難しいのですが、オリンパスには星空AFという明るい星に合わせて自動的にAFしてくれる便利機能が存在します。

12-40mm F2.8 12mm F2.8 8sec ISO1600

星空AFを利用して撮影した写真がこちら。いままでのMFはなんだったんだというくらい楽チンに星が撮れます。

そしてこの写真キットレンズの12-40mmF2.8で撮ったものです。どうですか?マイクロフォーサーズの星景綺麗でしょう?

レンズの素性と周辺描写が良いのでキリっとした星が撮れてしまうのですね~。

12-40mm F2.8 12mm F2.8 13sec ISO6400

ちょっと練習中ですが天の川も撮ってみました。天の川はISO6400まで上げたくなるのでちょっとノイジーですがちゃんと撮影ができました。もっと明るいレンズが欲しくなるな(沼)

ライブコンポジット(比較明合成)

オリンパスのカメラは同じ露光時間で複数枚写真を撮影し、明るさの変化した部分だけを合成するライブコンポジット(比較明合成)機能が搭載されていますので面倒な後処理なく星空の軌跡を描いた写真や花火を撮影できます。

合成した写真はRAWでも保存できますので後から好みの編集が可能です。

こちらの星景は60秒の露光を10枚重ねて軌跡を描いてみました。

パソコンを用いて較明合成をする場合、1枚当たりの露光時間は10秒くらいが合成しやすく美しくなるらしいのですが、E-M1ならカメラ内で適切な合成を施せるため60秒の露光でも綺麗に星が線になりました。

こちらの撮影はパナライカ12-60mm F2.8-4.0で行いました。

こちらの花火は0.5秒の露光で25枚ほど重ねています。

花火の軌跡を得るために長秒露光をすると町や周辺が明るくなりすぎてしまいますが、0.5秒の露光で花火の閃光を得たものを複数枚合成することで漆黒の空に広がる美しい花火を撮影することができました。

コンピュテーショナルフォト最高〜!

安くて使いやすくて高機能、コスパの鬼の先代フラッグシップ

ということでE-M1 MarkIIIのレビューでした。

OM-1がE-M1 MarkIIIに勝っているのは裏面積層センサーを使用した被写体認識とAFとファインダー、防塵防滴性能で、それ以外やRAW画質はE-M1と大差なく、操作の質感はE-M1が上回っているところもあります。

そして一番大きな差は価格差!2022年7月現在OM-1とE-M1 MarkIIIの差は約10万円、中古だと約12万円の差がありますので、動体ではなく静物や風景をメインに使われる方、頑丈でガシガシ使える機体が欲しい方、低予算で複数台運用したい方には十分ベストチョイスになりうる機種だと思います。

中古価格でボディが10万円前後とスペックに対してかなりお買い得なので、ぜひ選択肢の一つとして検討してみてください。

⇓こちらはレンズキットです。

⇓こちらはボディです。

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オリンパスのミドルクラスカメラ E-M5 Mark IIIのレビューもありますので、ぜひお読みください!

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