作例紹介
ロードバイクのライドに持ち出してみました!
軽量で使いやすい40mm相当の画角ということでロードバイクのフォトライドに持ち出してみましたよ!
少ないレンズ構成ながら描写はシャープで色のりもよいと思います。
最近のレンズは複数の非球面レンズなどを用いて収差を消す方向に設計するのが主流ですが、旧型のXF27mmから継続したシンプルなレンズ構成の本レンズは解放から使っても結構シャープに写ります。
沈む夕日に向けて撮ってみました。レンズフィルターを取り付けた状態で運用していますが、この逆行シチュエーションでもゴーストやフレアの発生は結構頑張って抑えていると思います。
普段使っているXF16-80mmは逆行耐性が低く、日光の強い環境や逆行シチュエーションではひどいフレアやゴーストが出たりコントラストが低下するのですが、それに比べると十分満足のいくレベルです。
ブログサイズなので分かりにくいですが、ブロック状の建物もシャープに描写できています。
F2.8かつ大きく寄れるレンズではないのでボケを生かした撮影はしづらいですが、解放からF8くらいまで端正な描写をするレンズなので日中からナイトスナップまで幅広く使えるかと思います。
刈られたばかりの葉っぱもしっかりと描写できています。
リニューアルされた際にレンズ構成が変わらないことに対して不満の声も聞かれましたが、元々優れた描写をするレンズだったのか撮っていて不満は感じません。
以前のモデルには絞りリングがなかったので、絞りは前ダイヤル等で変更する必要がありましたが今回のリニューアルでは絞りリングが付きました。
やっぱり絞りリングは良いですね。カメラを使う楽しみを最大限に味わえます。
歪曲は気にならないレベルで樽型といったところでしょうか?
隅々までシャープに写るレンズはこういう遠景でも大活躍です。トリミングしてもしっかり解像していますよ。
解放F値2.8なのでボケは少ないですが、構図を工夫すれば奥行方向にしっかりとボケを作れます。
XF18mmF2やXF35mmF1.4と言った解放時に独特のボケ方をするレンズとは違い、結構現代的な描写をしますので積極的に開放を使っていって良いでしょう。
レンズ自体に手振れ補正機能はありませんが手振れ補正搭載のカメラを使えば手持ちで日没や夜景の撮影を楽しめます。
X-trans CMOS4は高感度に強いので積極的にISOを上げても良いでしょう。
引けば広角、よれば中望遠に使える便利なコンパクトレンズ
もともとLUMIXのG20mmF1.7という神レンズの描写に痛く感動しており、その画角も気に入っていたのでXF27mmも非常に使いやすいと感じました。
端正な描写に目立たないパンケーキ構造はストリートフォトでカメラを目立たせたくない方や、旅行の際の持ち運びでも邪魔にならないレンズをつけっぱにしておきたいという要望にもしっかり応えてくれます。
カメラは何よりも取れることが大事と思う僕的には、最初の1本目のレンズとしていつでも持ち運べるXF27mmF2.8 R WR をおすすめしますよ!
Xマウントの単焦点レンズの中では安く買えるのも魅力です!
FUJIFILM 機材レビュー記事 一覧
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