Lマウントの超広角単焦点レンズ パナソニック LUMIX S 18mm F1.8のレビューです。
LUMIS S5を購入してからフルサイズセンサーと優秀なキットレンズのおかげで広角スナップや星景写真にハマってしまいました。
そんなときふっとLマウントのレンズロードマップに乗せられた18mmF1.8の表記…。これはいいタイミングと発売すぐに買ってしまいました。
久々の新作パナソニックLマウント単焦点の性能やいかに！？さっそく外観チェックや重量チェック、作例チェックと参りましょう～。
LUMIX S 18mm F1.8 レビュー
レンズスペックチェック
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 焦点距離 | 18mm |
| F値 | F1.8 |
| 最短撮影距離 | 18cm |
| 最大撮影倍率 | 0.2倍 |
| 画角 | 100度 |
| 最大径×長さ | 73.6×82 mm |
| 構成レンズ枚数 | 12群13枚 |
| 絞り羽枚数 | 9枚 |
| フィルター径 | 67mm |
| 重量 | 340g（カタログ値） |
| 防塵防滴 | 防塵・防滴・耐低温性能アリ |
外観チェック
ハンズオン
軽～い！の一言。
やっぱりパナソニックのレンズの軽量化技術は称賛に値するものがありますね…。急に画質全振りの重量級レンズを作ったりもしてくるけど(笑)
レンズはフォーカスリングのみのシンプルな形状で、シリーズで統一されたシボ感のある塗装や読みやすいフォントで飽きのきにくい高品位なデザインです。
フォーカスリングはゴム巻きでこちらもLUMIX Sシリーズレンズ共通のデザインとなっています。握りやすいですがホコリやゴミが付きやすいのがデメリットです（これ毎回書いてるな）。
スイッチ類
スイッチ類はAF、MF切り替えスイッチのみのシンプルな構造です。F1.8シリーズはみんなこれですね。
ひとつくらいファンクションスイッチを付けてくれれも良い気がしますが、LUMIXはタッチファンクションを含めたら山ほどファンクションが設定できるのでまぁいいか。
前玉
明るい超広角レンズですが前玉はそれほど大きくなく出目金でもありません。
フィルター径は67mmでLUMIX S5のキットレンズ 20-60mm F3.5-5-6や他のF1.8単焦点シリーズと共通化されています。
薄枠のフィルターであれば2枚取り付けてもケラレません。コンパクトなレンズでこれはすごいですよね。
僕はレンズ保護フィルターはハクバで統一しているのでこちらを買っておきました。⇓
後玉
後玉は丸型でいたってフツーです。
LUMIX Sシリーズのズームレンズの後玉は角型カットになっているものが多いですが、単焦点はどれも一般的な形状です。
レンズフード
レンズフードは広角らしい小型の花形タイプが付属します。これは遮光よりも前玉保護レベルのフードですね。
フードにはLUMIX Sシリーズ共通のロックボタン付きでカチッと精度良く取り付け取り外しが可能です。
こちらのフードですがLIMIX S 20-60mmと形がそっくりだったので共用かと思いきや、ちゃんと形が異なっていました。
う～ん。家電でもカメラでもパナソニックは妙にまじめなモノづくりをするところが個人的には気になっていますが、間違い探しレベルの差でもちゃんと専用品を用意しているのは素晴らしいですね。
ちなみにフード取り付け部のバヨネット形状が両レンズで全く同じなのでフードはどちらにも取り付け可能です(笑)
一応小さい文字でフード名が書いてあるので間違えないようにしましょう。
フードを取り付けた見た目はこんな感じ。超広角らしくフードが大きめですが長さはないのでつけっぱなしにして良いでしょう。
フードはもちろん逆付け可能です。
ちなみにレンズポーチは付属しませんのでハクバの90-130サイズを用意しました。⇓
もうワンサイズ小さい80-110でもギリギリ入りますがフードがパツパツなのであまりおすすめしません。（20-60mmは80-100だと入りません）
レンズ重量チェック
レンズ単体の重量
レンズ単体の重量は339gでした。
カタログスペックが340gなのでほぼ数値通りですね。フルサイズ用超広角単焦点としてはかなり軽量な部類に入ります。
レンズフードの重量
レンズフードの重量は22gでした。
プラ製なので軽いですね。ちなみに僕はフードは樹脂製花形派なのでこのフードは大好き。
レンズフロントキャップの重量
レンズフロントキャップは15gでした。
ちなみにフロントキャップは67mm径で共用なのでS20-60mmやそのたF1.8単焦点とは全部共通です。
レンズリアキャップの重量
レンズリアキャップは12gでした。
以上より、レンズ可搬時の重量は339g+22g+15g+12gで388gとなります。軽くてよろしい！
LUMIX S5に装着
外観チェック
レンズのコンパクトさと適度な太さでバランスは最高に良いです。
Lマウントは適度なマウント径と鏡筒の太さで見た目のバランスが良いところがお気に入りポイント。ライカが立ち上げ時にそこまで見越してマウント径を考えていたとしたらやっぱり天才すぎる。
LIMIXはボディが重くレンズは軽めのものが多いので、取り付けた時の重心が手元側に来やすく数値以上に軽く感じやすいです。（それでもマイクロフォーサーズユーザーからしたら重いとは思いますが）
フードを付けた状態です。
あまり主張しないフードなので取り付けていても邪魔に感じません。
重量チェック
LUMIX S5 と本レンズ+フードで1082gでした。
フルサイズの超広角AFレンズの組み合わせとしては軽量な部類かと思います。気軽に持ち運べるサイズですね。
これに合うコンパクト箱型ボディが欲しい～（シグマfp買え）
次ページよりレンズ実写レビュー
次ページから作例たっぷりで、風景、星景、スナップ作例でレビューします！
