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ALEXRIMS RXD2 インプレッション コスパ最高のアルミリムディスク用ホイール

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ALEXRIMS(アレックスリム)から発売されているディスクブレーキロードバイク専用アルミリムホイール「RXD2」のインプレッションです。

輸入物が多く値上げの続く自転車パーツ業界の中では比較的リーズナブルなホイール関連製品を展開するアレックスリムですが、昨今は自社製リムだけでなくハブの性能も向上し、これまで中堅アルミホイールはシマノかカンパかフルクラムかマビックかと言った中で急激に頭角を現してきました。

今回はそんなアレックスリムのディスクロードホイールの上から2番目(アルミリムでは一番上)のグレードであるRXD2をインプレしていきたいと思います。

KAZU

正直めちゃくちゃ良いホイールです

目次

RXD2 インプレッション

外観、スペックチェック

製品名ALEXRIMS RXD2
重量(メーカー値)1475g(前後ペア)
チューブレス対応〇(別途リムテープが必要)
リム素材アルミ(EXAアルミ合金)
リムハイト30mm
リム幅(外/内)22.6mm/19mm
スポーク本数(F/R)24H/24H
スポーク形状ストレートプル、0.95mm厚エアロスポーク
スポーク、ニップルスペックステンレス、14/17G エアロ、アルミニップル
ハブストレートプル/6穴ディスクローター対応
対応カセットシマノ/スラム 8/9/10/11/12S
ベアリングシールドベアリング(F2個/R4個)
アクスルサイズ(F)12×100、(R)12×142
価格¥85,000 (税込¥93,500)
国内取扱いライトウェイ

スペックを見るだけでも85000円のホイールとは思えぬハイスペックっぷりです。

30mmリムハイトのアルミホイールでディスク専用にも関わらずペア重量は1475gと非常に軽量で、スポーク本数も24本、エアロ、ストレートプルとロードバイク乗りなら押さえたいスぺックは一通りそろっています。

そもそもアレックスリムってどんなメーカー?

アレックスリムは台湾に本社を持つ軽合金リム製造メーカーで、自転車だけでなく自動車用ホイールまで製造しています。

アルミニウム合金精製からホイールの組立まで、すべてを同じ自社工場で完結できる強みを生かして、低価格ながら高性能なホイール作りを実現しています。

KAZU

昔は手組低価格リムならここという感じでしたが、最近は完組ホイールも高性能低価格で非常にコスパに優れたブランドに成長しています!

高性能高精度のリムづくりがウリで、初期調整がほとんど必要なかったと買ったお店のスタッフさんが言うほどビルドクオリティも優れていました。

ホイールの塗装はややマットな質感で高品位です。RXD2のロゴが大きく入っておりますが、ステッカーではないため剥がすことはできません。

緑とオレンジと水色のラインはアルカンシェル…ではありません。アレックスリムのメーカーカラーです(笑)

こちらもステッカーではないので剥がせません。基本的にホイール表面がざらざらした仕上げなのでロゴ類を削ったりシールで隠したりといったことはできないと考えてください。

ディスクローター取り付け穴は6穴

フロント(160mm)
リア(140mm)

ディスクローターは6穴式です。正直取り付けが楽なセンターロックが良かったですが6穴のメリットは軽量なディスクローターの選択肢が豊富なこと。

例えばこちらのKCNCのローターは制動力を確保しつつ160mmローターで約74gと超軽量。センターロックディスクローターの場合、軽いものでも110g近くはあるので両輪で60gほど軽量化ができます。

僕は軽さよりローターの寿命と安心感を選んだので同じライトウェイさんが取り扱っているBBBのパワーストップというローターをチョイスしました。

正直シマノのキャリパーにはシマノのローターを合わせるのが一番ですが、センターロックを生み出したシマノは6穴ローターのやる気があまりなく、140mmに良いものがなかったため社外品を採用しています。

フリーボディ、スポークなど

フリーボディの剛性感も高くしっかりと芯が出ています。

メーカーページでは対応カセットが「シマノ/スラム 8/9/10/11S」となっていますが、11速と12速は互換性があるので取付は問題ないと思います(が未確認です)。(本製品はデュラエース12Sが出る前にラインナップされました)

フリーボディのラチェット機構は4枚の爪で36ノッチと多めです。ロードバイクは18ノッチが一般的ですが、元々MTBホイールで実力を付けてきたメーカーだからか掛かりの良さも重視しているんでしょうかね。

スポークもストレートプルでテンション充分、正直首折れでも問題ないと思いますが、ストレートの方がカッコいいですからね。

あまりアピールしていませんがハブベアリングもかなり高性能なシールドベアリングを使用しており、軽い力でくるくる回ります。これはカップアンドコーン式ではなかなか出せない滑らかさです。

スルーアクスルは12mm、15mm、QRに対応

標準でフロント12×100、リア12×142のスルーアクスルに対応していますが、別売りのアクスルキットを購入すれば15mmやQRにも対応可能です。

シクロクロスフレームではたまに15mmのスルーの車両がありますし、古いディスクロードならQR式もありますが、それらすべてに対応可能な懐の深いホイールです。

このホイールを実際にシクロクロスで使用している選手の方もいますので、オフロードやグラベルにも対応可能です。

僕のバイクLOOK765 Optimum Plusはマビックのスピードリリースなので、それ専用のクイックリリースを買いました。下記にインプレがあるので読んでみてください。

実測重量

フロント
リア

実測重量はフロント673g、リア776g、ペアで1449gと軽量です。

メーカー値1475gより軽量ですが、メーカー値は少し重めの値とライトウェイさんのブログに書いてありました。

30mmリムハイトのアルミホイールとしてはかなり軽量で、低価格のカーボンリムホイールなら食ってしまうくらいの軽量さ。それでいてお手入れのしやすさはアルミリムのそれですから大変扱いやすいホイールと言えそうです。

10万円以下のディスクロードホイールとしては驚異的な軽さで、持ち上げた時にこれリムホイールと重量変わらないよな…と思ってしまいました。

次ページより走行インプレッション

それでは次ページより走行インプレッションに参りましょう!コレ良いホイールです!

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