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ソニー FE 20-70mm F4 G レビュー 新スタンダードの標準ズーム

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ソニーから発売されている FE 20-70mm F4 G のレビューです。

α7CIIを購入した際にズームレンズはこれだなと思っていたので、カメラのサブスクレンタルサービス「GOOPASS(グーパス)」さんよりお借りし、大変満足したためその後に自分で購入しました。

KAZU

ソニーユーザーなら買っていて損のないレンズです。

それではレビューをしてまいりましょう!

目次

SONY FE 20-70mm F4 G レビュー

レンズスペックチェック

項目スペック
焦点距離20-70mm
F値F4
最短撮影距離W端:30cm
T端:25cm
最大撮影倍率T端:0.39倍
画角94~34 °
最大径×長さ78.7×99 mm
構成レンズ枚数13群16枚
絞り羽枚数9枚
フィルター径72mm
重量488g(カタログ値)
防塵防滴防塵防滴

本体外観チェック

ハンズオン

昨今軽量化にお熱なソニーですが、例に漏れず本レンズもスペックからするとかなり軽いレンズになります。

カタログ値488gの重量ですが重量バランスもよく、全長も100mm切りという大きさにはソニーのこだわりを感じます。

持ったバランスも非常に良く、新スタンダード標準ズームレンズとしてかなり煮詰められた設計なのではないでしょうか。

ズーム操作の重さは適度で、ズームロックスイッチはありませんが自重で落ちてくるようなことはないので安心です。

反面フォーカスリングは異様にゆるゆるでMF操作は若干やり辛いです。なぜかソニーの最近のレンズは一貫してフォーカスリングがゆるゆるなのがネック。

アイリスロックスイッチ(中央)と絞りリング

レンズには絞りリングがあるのでダイヤルの少ないα7Cなどでも快適な撮影が楽しめます。

不用意に回らなくするアイリスロックスイッチもあるのでダイヤルで絞りを変えたい人も安心。

レンズの底面側には絞りリングのクリックありなしを変更できるスイッチもあるので、動画などでリニアに絞りをリングで制御したい人にも対応しています。

絞りリングはプラでできているため、操作の感触はシグマのiシリーズやソニーのF2.5G単焦点シリーズよりかなり安っぽいのは少し残念なポイント。(ただし絞りリングはあるだけで嬉しいのは事実)

レンズにはフォーカスフォールドボタンが用意されていてカスタムキー設定で好きな機能を割り当てられます。

ボタンは2箇所あるので縦構図でも横構図でも同じ指で押すことが可能。(ボタンは2箇所ありますが機能は1種類しか割り当てられません)

もちろんAF/MF切り替えスイッチもあり、基本的な機能はほぼ網羅したレンズとなっています。

KAZU

最近のソニーのレンズは機能やボタンが満載で大変使いやすいのが良いですね。

前玉

F4に抑えたためか20mm始まりの割にはそれほど大きくない前玉径ですが、鏡筒はやや太めでフィルターサイズは72mmとなっています。

前玉は張り出し等ない普通の形状なので各種フィルターも一般的なものが使用可能です。

僕は自分で購入した本レンズにはこちらの保護フィルターを用意しました。

後玉

フレアカッターが存在する一般的な後玉形状です。

α7CIIに取り付けてみたところ硬くもなく緩すぎることもない絶妙な硬さでした。

レンズ伸縮

インナーズームではありませんので操作に合わせてレンズは収縮します。

ワイド側で最も短く、テレ側で最も長くなる一般的な伸縮です。

最大長もそれほど長くないので悪目立ちしにくい点はGoodですね。

レンズフード

レンズフードは広角レンズに適した花形フードが付属します。

フードロックスイッチはありませんが、適度なテンションで固定されます。

取り付けイメージ。もちろん逆付けしてしまうことができます。

レンズキャップ

レンズキャップはつまみが適度に大きく使いやすいです。

レンズ実測重量チェック

レンズ単体の実測重量

レンズ単体(フード、前後キャップなし)の重量は485gでした。

これで広角端が20mmスタートで開放F値がF4はおみごのと一言。
競合のニコン 24-70mm F4は広角端が狭いのに重量500g、LUMIXの20−60mm F3.5-5.6は重量こそ350gと軽いですがテレ端が短くF値変動レンズです。

ちなみに当方LマウントユーザーでもありますのでS20-60mmはレビューもしております。↓

レンズフード単体の実測重量

レンズフードの実測重量は23gでした。

レンズフードの重量は公開されていないことが多いので貴重なデータかと思います。

オールプラ製のため重量は予想通りの軽さといえます。

レンズフロントキャップの実測重量

レンズフロントキャップの実測重量は19gでした。

こちらも72mm径のレンズとしては一般的な重量です。

フル装備の実測合計重量は566g

本体に前後キャップとフードを付けたフル装備(持ち運び)状態は566gでコンパクトさと軽さを両立。

全長も短く持ち運びしやすいため、どこにでも気軽に持って行けるレンズと言えますね!

α7C IIとの組み合わせ

SONYで今一番売れてるフルサイズのα7C IIと組み合わせてみましたよ。

α7C IIはレビューもしているのでぜひ読んでくださいね。

レンズとボディでほぼ1kg!

α7C II(実測重量515g)と組み合わせると実測1003gとほぼ1kgを達成。

これで20-70mmのレンジをF4でカバーし強力な手ぶれ補正とファインダーが付いてフルサイズなんですからもうSONY強すぎる。

最近の旅行やおでかけはほぼこの組み合わせしか使っていません。それくらい旅から遊びにオススメのレンズとボディです。

フードを付けるとやや全長が伸びますが、それでも十分コンパクト。

重量も1026gなのでレンズ保護のためにもフードは付けておくべきだと思います。

手に持ってもその軽さとコンパクトさは素晴らしく、α7C IIの浅めのグリップでも十分にホールドが可能です。

次ページより実写レビュー

それでは次ページより実写レビューといきましょう。

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